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Gift Rotation Guide — 本格美容家電

本格美容家電を、
ローテーションで贈る。

妻への本格美容家電を贈り続けるための考え方。単価が高く長く使えるジャンルなので、毎年のローテーションには向きません。数年周期で回す設計と、贈るべきでない相手も書いています。

— なぜローテーションに向くのか —

先に正直なところを書きます。本格美容家電は、毎年のローテーションには向きません。

ローテーションが成立するジャンルには共通の条件があります。定番が廃番にならないこと、新しい候補が年単位で出ること、そして消耗すること。スニーカーもコスメも、この3つを満たしています。美容家電はどれも満たしません。型番が変わるのは数年に一度で、一台が10年近く使えて、しかも3万円から8万円という価格です。毎年これを続けるのは、贈る側の負担としても、もらう側の置き場所としても現実的ではありません。

ではなぜこのジャンルを扱うのか。それは、このジャンルにしかできない役割があるからです。

友人や彼女には贈れない価格帯だからこそ、妻に贈る意味が出ます。そして「自分では絶対に買わない」線が、他のどのジャンルより高いところにある。5万円のスチーマー美顔器を自分で買う人はほとんどいません。この線を越えさせられるのは、関係の近い相手からの贈り物だけです。

だからこのジャンルは、毎年ではなく2〜3年周期で回します。ジャンルを固定するという考え方は同じですが、周期が違う。間の年は別のジャンルを挟みます。この設計を最初に決めておけば、無理なく何年でも続けられます。

— 変え方の軸 —
ケアする領域で変える — 顔、髪、頭皮、入浴。同じ美容家電でも領域が違えば完全に別の機器として使われます。2〜3年周期で領域を移していくのが、このジャンルの主軸。
毎日使うものと、特別なときに使うもので変える — ドライヤーは毎日、美顔器は週に数回。生活に組み込まれる度合いが違うので、両方あって初めてケアが回ります。
本体と付随するもので変える — 高額な本体を贈った翌年は、対応する消耗品や関連アイテムで軽く済ませる。周期の谷を埋める使い方ができます。
グレードで上げる — 同じ領域の中で、入門機から上位機へ。ただしこれは5年以上のスパンの話で、前の機器がまだ現役のうちにやると無駄になります。
間の年は別ジャンルを挟む — これがこのジャンル固有の設計です。2年目・3年目はコスメやヘアケアなど、消えもののジャンルへ移す。美容というテーマは固定したまま、価格帯だけ下げます。
— 具体例 —

1年目

毎日使う領域から入ります。ドライヤーやシャワーヘッドなど、生活に必ず組み込まれるもの。ここでの目的は、そもそも高価な美容家電を使う人かを確かめること。使われなければ、この先の投資はすべて無駄になります。

2〜3年目

このジャンルは休みます。コスメ、ヘアケア、消えものへ移して価格帯を下げる年です。1年目の機器がまだ現役なので、同じ領域に重ねる意味がありません。無理に毎年続けようとすると、置き場所も予算も破綻します。

4年目

領域を変えて戻ってきます。1年目が髪なら、今度は顔まわりの美顔器へ。3年空いているので、機器の型番も更新されています。この周期なら、前の機器と競合しません。

7年目以降

1年目の機器が寿命を迎える頃です。同じ領域の上位機に置き換える年。ここまで来ると、美容家電というジャンルの中で一周したことになります。周期が長いぶん、一度回りはじめれば何十年でも続く設計です。

— 選び方 —

    毎年贈らない、という設計を最初に決めます。このジャンルで一番大事な判断です。去年5万円のものを贈って今年も同じ帯を続けると、翌年から引き返せなくなります。周期を決めておけば、間の年に安いものを贈っても手抜きに見えません。

    1年目は毎日使う領域にします。ドライヤーやシャワーヘッドは、使うかどうかを本人が選べません。生活に組み込まれるので、確実に使われます。週に数回の美顔器から入ると、習慣がつかずに眠ることがあります。

    置き場所を先に確認します。3万円を超える機器は本体も箱も大きい。洗面所やドレッサーに空きがあるかは、贈る前に見ておけることです。

    工事や設置が必要なものは避けます。シャワーヘッドは工事不要のものを選んでください。設置の手間が相手に残る贈り物は、箱のまま置かれることがあります。

    保証期間と修理の窓口を確認します。この価格帯は壊れたときの対応が価値の一部です。国内メーカーか、正規代理店のあるブランドを選ぶ方が、長く使ってもらえます。

    価格・在庫・仕様は変動します。記事作成時点の情報なので、購入前に各ショップの表記を確認してください。

— 予算帯 —

3万円台

ドライヤーやシャワーヘッド、ヘッドスパブラシ。毎日使う領域の入り口です。このジャンルの中では手が届きやすく、1年目に向きます。

4万〜5万円台

スチーマー美顔器など、週に数回使う機器。習慣が確認できてから贈る帯です。1年目に置くと使われないリスクがあります。

7万円以上

多機能な上位美顔器。本気でエイジングケアを始めたい人に向けた帯です。相手が自分から欲しいと言った場合を除いて、いきなりここに行くのは避けます。周期の中で一度だけ使う枠と考えてください。

— こんな時は避ける —

    毎年同じジャンルを贈りたい人。このジャンルは周期が2〜3年です。毎年続けたいなら、コスメやヘアケアなど消えもののジャンルの方が向いています。設計が根本的に違います。

    置き場所に余裕がない家。3万円以上の機器は場所を取ります。洗面所に空きがないなら、箱のまま押し入れに入る可能性があります。

    美容に手間をかけない人。高価な機器ほど手間がかかります。週に数回の美顔器は、習慣のない相手には定着しません。1年目に毎日使うものを選ぶのはそのためです。

    肌が弱い人。EMSやRF、光を使う機器は刺激があります。この価格帯で使えないものが届くと、損失が大きい。確認が取れないならドライヤーなど肌に作用しない機器にします。

    すでに同じ領域の機器を持っている人。美容家電は10年近く使えるので、現役のものと重なると完全に無駄になります。このジャンルは手持ちの把握が他のどのジャンルより重要です。

— このジャンルが登場する相手 —