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Gift Rotation Guide — ヘアアクセサリー
ヘアアクセサリーを、
ローテーションで贈る。
ヘアアクセサリーを毎年贈り続けるための考え方。サイズがなく、消耗もするジャンルなので長く続けられます。相手の髪の長さで向くものが変わる点と、贈るべきでない相手も書いています。
ヘアアクセサリーがローテーションに向く理由は、身に着けるものの中では珍しく制約が少ないことです。
サイズがありません。指輪のように号数を測る必要も、服のように体型を考える必要もない。金属アレルギーの心配も、肌に直接触れる面積が小さいぶん他のアクセサリーより軽い。身に着けるジャンルでこれだけ外す要素が少ないものは多くありません。
そして消耗します。バレッタの留め具は緩み、ヘアピンはなくす。毎日使えば数年で引退するので、買い替えの周期と年1回の贈り物が噛み合います。ネックレスのように「何年も残って束が飽和する」問題が起きにくい。
変え方の軸も揃っています。バレッタ、ヘアピン、クリップ、シュシュ。同じヘアアクセサリーの中で形がまったく違い、しかも髪型によって使えるものが変わります。相手の髪が伸びたり切られたりすれば、向くものも移っていく。相手の側の変化が、贈るものを勝手に更新してくれます。
なお、ヘアアクセサリーが贈り物として嬉しい理由そのものは、コラム「いつもの毎日に、少しだけ特別を。」にまとめています。この記事では、複数年にわたって贈り続けるための設計を扱います。
1年目
日常に使えるバレッタ。上質だけれど派手すぎないものを選びます。ここでの目的は、そもそも髪をまとめる習慣があるかを確かめること。ショートで下ろしたままの相手には、このジャンル自体が向いていない可能性があります。
2年目
形を変えてヘアピンやクリップへ。1年目のバレッタと使い分けができるものにします。挿すだけのタイプは髪型を選ばないので、1年目が使われていなかった場合の逃げ道にもなります。
3年目
ブランドの個性が出るモチーフもの。2年で好みが読めているので振ります。フランス系の高級ヘアアクセサリーブランドなど、知る人が見れば分かるものへ。
4年目以降
相手の髪の長さが変わっていれば、向くものも移っています。1年目のバレッタは3年使えば留め具が緩んでいるので、置き換えの理由もあります。髪型と手持ちの両方が更新されるので、飽和しにくいジャンルです。
・贈る理由や選ぶ視点そのものは、コラム「いつもの毎日に、少しだけ特別を。」にまとめています。ここでは複数年続けるための注意点だけを書きます。
・相手の髪の長さと量を見ます。これがこのジャンルで最大の判断材料です。ショートの人に大ぶりのバレッタを渡しても留まりません。逆に髪の量が多い人に小さいピンを渡すと、留める力が足りません。見れば分かる情報なので、外す理由がないところです。
・1年目は控えめなデザインにします。仕事でも使えるものから入る方が着用率が上がり、反応も読めます。
・留め具の作りを見ます。ヘアアクセサリーは実用品なので、留まらないものは一度で終わります。デザインが良くても機構が弱いものは避けます。
・使われていない年があっても、デザインではなく形を疑ってください。バレッタが合わない人にバレッタの色違いを贈っても結果は変わりません。ピンやクリップへ形ごと移す方が可能性があります。
・価格・在庫は変動します。記事作成時点の情報なので、購入前に各ショップの表記を確認してください。
1万3,000円前後
上質なバレッタの入り口。自分では少し贅沢に感じる帯で、贈り物としての価値が出ます。1年目と、価格を戻す年の主軸です。
1万8,000〜2万円前後
ブランドのシンボルが入るもの。知る人が見れば分かる帯で、2年目・3年目の主戦場。ヘアアクセサリーは小さいぶん、この価格帯でも受け取りやすいのが利点です。
2万円以上
高級ヘアアクセサリーブランドの看板モチーフ。節目の年の枠です。ただし消耗するジャンルなので、高額なものが数年で引退することは伝えておく方が親切かもしれません。
・髪が短い人。ショートやベリーショートでは、留めるものが物理的に使えません。デザインの問題ではないので、色や形を変えても解決しません。髪型が変わるまではジャンルを移す方が確実です。
・髪をまとめない人。長さがあっても、いつも下ろしている人には出番が限られます。1年目の反応で判断できます。
・職場でアクセサリーの規定がある人。ヘアアクセサリーは比較的許容されやすいものの、規定がある職場は存在します。休日だけの使用になると、増やす意味が薄れます。
・髪質が細くて留まりにくい人。留め具が滑って使えないことがあります。この場合は形を変えるより、留める力の強い機構のものを選ぶ必要があります。
・ヘアアレンジをしない人。バレッタもピンも、まとめるという行為が前提です。朝の支度が短い相手には、工程を増やす贈り物が定着しません。