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Gift Rotation Guide — メンズスキンケア

メンズスキンケアを、
ローテーションで贈る。

男性へのスキンケアギフトを毎年続けるための考え方。消えものだから被らず、ブランドごとに香りも質感も違います。使い切る周期とローテーションが噛み合う理由と、贈るべきでない相手も書いています。

— なぜローテーションに向くのか —

スキンケアがローテーションに向く理由は、消えものであることに尽きます。ただし「なくなるからまた贈れる」という以上の意味があります。

使い切るまでの期間が、だいたい2〜3か月から半年。つまり贈った時点で「この人からもらったもの」を毎朝手に取る期間が数か月続き、そして終わります。終わるからこそ、次の年にまた贈る理由が自然に生まれる。何年も残る品物のように「去年のがまだあるのに」が起きません。買い替えの周期と年1回の贈り物が噛み合っているという点では、スニーカーと同じ構造です。

そしてもうひとつ、男性向けのスキンケアには特有の事情があります。自分ではワンランク上のブランドに手を出しにくい。ドラッグストアで済ませている人が大半で、5,000円を超える化粧水を自分で買う動機はなかなか生まれません。この「自分では越えない線」を越えさせられるのが贈り物です。しかも消えものなので、高いものを贈られても相手が身構えにくい。

ブランドを変えれば香りも質感も完全に変わるので、変え方の軸にも困りません。毎年違うブランドを試す、という形がそのままローテーションになります。

— 変え方の軸 —
ブランドで変える — このジャンルの主軸。同じ「スキンケア」でも、ブランドが変われば香りも使用感も別物です。毎年ひとつずつ試していく形が一番自然に回ります。
アイテムの種類で変える — 洗顔、化粧水、乳液、スクラブ、バーム。1年目に入口のセットを贈って、翌年から単品で深めていく方向。手持ちのケア工程が年々増えていきます。
香りの系統で変える — 柑橘系、ウッディ系、ハーブ系。スキンケアは毎朝顔に乗せるものなので、香りの記憶が一番強く残ります。系統を動かすと変化が実感されやすい。
ボディとフェイスで変える — 顔まわりは好みが出やすいので、2年目にボディスクラブやハンドケアへ逃がすという手があります。使う場所を変えると、前年のものと共存できます。
季節で変える — 冬に贈るなら保湿寄り、夏なら洗浄やさっぱり系。贈る時期が固定されている相手なら、この軸は毎年同じになるので使いにくい点に注意。
— 具体例 —

1年目

入り口になるスキンケアセット。単品より、洗顔から保湿まで一通り揃ったものの方が「何をどう使うか」で迷わせません。スキンケアの習慣がない相手には、ここで習慣そのものを渡す形になります。

2年目

ボディスクラブなど、顔から少し離れたアイテム。1年目のセットをまだ使っている可能性があるので、重ならない場所に置きます。香りの強いブランドを選ぶと、前年との違いがはっきり出ます。

3年目

ブランドの格を上げたキット。2年分で相手の使う・使わないが分かっているので、ここで一段上げます。渡した瞬間にブランドが伝わるものは、この年に取っておく方が効きます。

4年目以降

1年目に贈ったブランドへ戻って、今度は単品の上位アイテムを選ぶ。消えものなので在庫は残っていません。ブランドを一周させて戻ってくる形が、このジャンルでは一番きれいに続きます。

— 選び方 —

    肌が弱い相手には、事前に確認します。これは好みではなく事故の話です。アルコールや香料で荒れる人は珍しくありません。聞きにくいなら、香料の強くないシンプルな処方のものを選びます。

    1年目はセット、2年目以降は単品。セットは「使い方が分かる」という価値がありますが、2年続けると余ります。習慣がついた後は単品で深める方が使い切られます。

    香りは選ぶ側の好みで決めない。自分がいいと思った香りが相手に合うとは限らず、しかも毎朝使うものなので合わないと一度で終わります。迷ったら香りの弱いものにしておく方が確実です。

    スキンケアの習慣がない相手には、工程の少ないものを選びます。5ステップのセットを渡しても、3日で止まります。オールインワンや洗顔+保湿の2ステップから入る方が定着します。

    パッケージが分かりやすいブランドを選ぶと、渡した瞬間の伝わり方が違います。中身の質が同じでも、箱を開けたときの印象は贈り物では実質的な価値です。

    価格・容量・成分は変更されることがあります。記事作成時点の情報なので、購入前に各ショップの表記を確認してください。

— 予算帯 —

5,000〜8,000円台

入り口のセットや、単品の定番。自分では買わないけれど、相手に気を遣わせない価格帯です。1年目と、価格を戻す年の主軸。

8,000〜1万円台

ブランドの看板アイテムが入る帯。香りと質感がはっきり変わるので、前年との違いを一番出しやすい価格帯です。2年目・3年目の主戦場。

1万円以上

ハイブランドのキット。渡した瞬間にブランドが伝わる枠で、節目の年に使います。消えものなので相手が受け取りやすいのがこのジャンルの利点ですが、毎年この帯を続けると次の年のハードルが上がります。

— こんな時は避ける —

    肌が弱い人、アレルギーがある人。事前に確認できないなら、このジャンルは選ばない方がいい。使えないものが届くと、相手は言い出しにくく、こちらも気づけません。好みを外すのとは種類の違う失敗です。

    すでにスキンケアのブランドを決めている人。使うものが固定されている相手には、贈られたものが棚に置かれるだけになります。スキンケアは切り替えのコストが高いジャンルです。

    香りに敏感な人。頭痛が出る、香りものが苦手、という人には無香料以外は避けます。毎朝顔に乗せるものなので、逃げ場がありません。

    「男がスキンケアをする」ことに抵抗がある相手。減ってはいますが、まだ一定数います。1年目のセットが未開封のまま残っていたら、このジャンルからは撤退した方が早い。

    パートナーと共用しているものがある人。すでに家にあるものと重なると、増える意味が薄くなります。

— このジャンルが登場する相手 —